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第二新卒が転職に失敗するのはなぜ?7つの理由と成功させるポイント

第二新卒 転職 失敗
生産年齢人口の現象や少子高齢化、新卒者の3年以内の離職率の高さなどの影響から第二新卒の採用を前向きに考える企業も増加してきました。

中には積極的な採用活動をおこなっているところもあるなど、今まで考えられてきた「第二新卒は転職が難しい」という常識は変化しつつあります。

そのため現在では多くの第二新卒の方が転職を成功させていますが、一定数の方はまだ失敗を繰り返してしまっていることもあるようです。

第二新卒で転職に成功する人と失敗してしまう人にはどのような違いがあるのでしょうか?この記事では、転職に失敗してしまう理由について詳しく解説していきます。

第二新卒が転職に失敗する7つの理由

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正社員として人材を雇うためにも採用コストがかかります。そのため、企業の採用担当者は「本当にこの人を採用しても大丈夫か。この人を採用して企業の利益になるか」ということを慎重に検討したうえで採用を決定します。

第二新卒は新卒入社後、3年以内に仕事を辞めて転職活動をしている人のことを指しますが、企業はなるべく長く勤めてくれる人材を探しているため、3年以内で転職を考えているという第二新卒はそれだけで「すぐに辞めてしまうのではないか」というマイナスイメージがあります。

第二新卒の転職活動では、このようなマイナスイメージを取り除いて「この人ならうちで活躍してくれそうだ」と思わせる必要があります。

まずは失敗してしまう理由をチェックして、少しでもマイナスイメージを取り除けるようにしましょう。

転職先を決める前に仕事を辞めてしまう

自分を追い込むため、とにかく今の仕事を辞めるためなど、理由は人それぞれ異なると思いますが、転職先を決める前に仕事を辞めてしまうのはおすすめできません。

社会に出たばかりの第二新卒の場合、貯金額もそう多くないという人がほとんどです。このような状態でなかなか内定が決まらず、生活費だけかかり続けることになると、金銭的に厳しい状態に追い込まれてしまいます。生活に余裕がなくなると転職活動にも身が入らなくなってしまいますし、焦るあまりに妥協して自分が望んでいるのとは違う就職先に入社することになってしまうかもしれません。

貯金があり経済的に余裕がある人、実家住まいなどで生活費に困ることがない人であれば問題ないかもしれませんが、経済的に厳しくなってしまう可能性があるという方は今の仕事を続けながら転職活動をおこなうようにしましょう。

なお、その場合は今の職場に仕事を辞めると伝えるタイミングもあらかじめ確認しておくといいでしょう。1ヶ月前に伝えても非常識ではありませんが、引き継ぎや人事に配慮するのであれば2ヶ月前に伝えておくと親切です。

逃げることを目的にしてしまう

転職したいと思う理由はさまざまだと思いますが、周囲とうまくコミュニケーションが図れないことや現在の職場の待遇への不満など、とにかくすぐにでも会社を辞めたい、ここから逃げたいという思いから転職を決意するという方も少なくありません。

働き続けることを苦痛に思うほどの会社にずっと勤め続けるのは精神衛生上よくないため、転職を考えることは間違ってはいませんが、転職の目的が「今の職場から逃げること」になってしまうと、次の転職先へ進むための一歩が踏み出しにくくなってしまいます。

そうすると「退職理由と志望動機にブレがある」「自分がどんな仕事をしたいのかわからない」「仕事に何を求めているのかわからない」など迷いが生じ、転職活動にも影響してしまうことに。転職活動のことをしっかり見据えて行動することを忘れないようにしましょう。

仕事を辞める理由を誰かのせいにしてしまう

中には本当に自分のせいではなく、会社や同僚、上司に問題があって仕事を辞めなければいけなくなってしまったという方もいらっしゃるでしょう。しかし、誰かのせいにするだけではそこからの進展がありません。

誰のせいだったとしても、最終的に仕事を辞める決断をしたのはほかでもない自分です。誰かのせいにするくせがついてしまうと、また同じ失敗を繰り返してしまいかねないため、どんな場合でも最終的な決断を下すのは自分だということ、その責任は自分が負うということは忘れずに覚えておきましょう。

明確なビジョンがないまま辞めてしまう

転職活動は、ただ新しい仕事に就くだけが目的ではありません。自分が理想とするキャリアプランを目指すためのステップであり、入社が最終目標ではないため、明確なビジョンを持って転職活動に励むことが大切です。

これについてはっきりしたビジョンがないままに仕事を辞めてしまうと、一貫性がなくなってしまいます。「どこでもいいからとにかく就職したい」という人と「この会社で絶対に仕事がしたい」という人だったら、企業の採用担当者がどちらを採用したいと思うかは明らかですよね。

「どうしてその企業を選んだのか」「入社したらどのようなことを達成したいのか」ということを明確にしないと苦労することになるため、はっきりしたビジョンを持って転職活動に向き合うようにしましょう。

新卒の就職活動と同じ感覚で転職活動をしてしまう

新卒の場合は、とにかく気になった企業にいくつもエントリーして進めていくことも多かったと思いますが、しかし、新卒の就職活動と第二新卒の転職活動では大きな違いがあります。

また、現在第二新卒として転職活動をしている理由にも注目してみましょう。なぜ転職活動をしているのかといえば、それは前の職場が自分とは合っていなかったからですよね。

同じ方法で探せばまたミスマッチを起こしてしまう可能性も出てくるため、転職活動の際にはミスマッチを防ぐことに重点を置いて進めるようにしましょう。

ハードルの高い企業ばかり選んでしまう

第二新卒の場合、社会に出て社会人として仕事をした経験はあるものの、最長でも3年しか勤めていないため、大きな強みとなるほどのスキルや経験は身についていないということがほとんどです。

それなのに大手企業や人気企業など、ハードルの高い企業にばかり応募していると、なかなか採用されずに転職活動が長引いてしまうことがあります。大手企業は即戦力の人材を期待していることも多く、第二新卒にはハードルが高くなります。自分のスキルや経験を見つめ直してみましょう。

自己分析をしないまま転職活動を進めてしまう

転職活動をおこなう際には、しっかり自己分析をするようにしましょう。希望する企業に応募するときには「職務経歴書」を提出しなければなりませんが、ここにただ前職で配属されていた部門や担当していた業務を書くだけでは不十分です。

なぜなら、それだけではあなたが前の職場でどのような働きぶりをしていたかがわからないからです。第二新卒は基本的に中途採用枠になりますが、中途採用枠には第二新卒のほかにもさまざまな職場で経験を積んできた経験者も含まれています。

もしも応募者数が多かった場合、職務経歴書の時点で選考対象から外されてしまうという可能性も考えられます。自己分析をして、自分の強みを把握し、それをアピールして採用につなげましょう。

第二新卒が転職を成功させるためのポイント

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失敗してしまう理由がわかったところで、今度は転職を成功させるポイントに注目してみましょう。

志望動機と関連したポジティブな転職理由にする

たとえば、前の職場では仕事内容に不満を感じて転職を決意したという場合。それだけではネガティブな理由に感じてしまいますが「同じ仕事ばかりでこのままでは自分が成長できないと思った」とすれば、向上心のある人物だということを伝えることができます。

また、転職理由と志望動機を関連づけることで一貫性も出るため、説得力のある内容になりますよ。

転職エージェントを活用する

第二新卒の方の中には、転職活動が初めてという方も多いのではないでしょうか。「初めての転職活動でわからないことがある」「自分に合った仕事がわからない」「転職の後押しをしてほしい」という方は、転職活動のプロフェッショナルである転職エージェントを活用するのもおすすめです。

地元で創業27年目の信頼ある転職エージェントの株式会社ライズでは、研修型転職エージェント「かつやくカレッジ」の受講も可能です。

かつやくカレッジでは、経歴などを詳しく聞いたうえで専任のキャリアカウンセラーが一人ひとりの適性に合った仕事をレクチャーしています。

厳選した求人のみご紹介しているため「前の職場がブラック企業だった」という方も安心して転職活動を進めることができますよ。ぜひまずは一度お気軽にご相談ください。

まとめ

第二新卒が転職に失敗してしまう理由などについてご紹介させていただきましたが参考になりましたか?

前職ではミスマッチがあったため、より自分に合った仕事を探しているのが第二新卒という人材です。次は失敗してしまうことのないよう、自分にはどんな仕事が合っているのか、今後のキャリアプランなどもしっかりと考えつつ、転職活動を進めていきましょう。

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