1. TOP > 
  2. コラム > 
  3. 高卒の就職内定率や推移は?採用される人材になるためのコツを紹介

高卒の就職内定率や推移は?採用される人材になるためのコツを紹介

高卒 就職 率
就職や転職を考えた時にどうしても気になってしまうのが、学歴ではないでしょうか。

企業の中には採用の条件に大卒以上としているところもあるなど、高卒という学歴によって応募する企業の選択肢が狭まってしまうケースも考えられるものの、高卒の就職率は高い数字となっています。

高卒は内定が出にくい、就職に不利なのではないかというイメージをお持ちの方は多いと思いますが、現代は高卒でもたくさんの人が就職を成功させています。

この記事では、高卒の就職率や過去の推移、企業に選ばれる人材になるコツをご紹介します。

高卒の就職内定率は?

高卒 就職 率
文部科学省が発表した「令和2年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況」によれば、令和2年3月の卒業生1,044,978人のうち、196,069人と全体の19%が高卒での就職を希望。

そして、そのうちの約92%である181,545人が内定をもらい、就職しているということが調査結果からわかっています。男女別では男子92.8%、女子90.7%と2.1%の差がありました。

このように、最近では高卒の就職率は高い水準となっています。具体的な例としては、2019年の愛媛県立松山工業高校があります。

愛媛県立松山工業高校は200人の生徒が就職を希望していましたが、そこに殺到した求人の数は1400人分。就職を希望する生徒のほとんどが希望通りの仕事に就くことができたようです。

学科別就職内定率

学科別に見てみると、就職内定率は下記のようになります。
  • 工業…97.2%
  • 商業…95.2%
  • 情報…94.4%
  • 農業…93.9%
  • 水産…92.8%
  • 家庭…91.9%
  • 看護…91.3%
  • 福祉…90.8%
  • 総合学科…90.6%
  • 普通…86.2%
学科の中でももっとも就職内定率が高かったのが工業科で、97.2%と高い数字に。工業科では技術職やメーカーの生産管理などが人気の就職先となっていたようです。

次いで就職内定率の高い95.2%の商業科は簿記スキルを活かし公務員や事務員として活躍する方も。情報技術科はプログラマーやエンジニアなどIT業界の企業のほか、電子機器メーカーや、電力会社などに就職する方が多くなっているようです。

都道府県別就職内定率

高卒の就職内定率は高い水準にあるものの、都道府県ではばらつきも出ているということがわかります。

まずは、就職内定率の高い都道府県です。
  • 富山県…97.6%
  • 福井県…96.8%
  • 福島県…96.7%
  • 岐阜県…96.6%
  • 佐賀県…96.1%
全国でもっとも就職内定率が高い県は富山県で97.6%となっていました。富山県は正規雇用者として仕事をしている人の割合が全国で3番目となっており、15歳から34歳の若い世代の就職率も首位に。

富山県は独自の職業教育を行っており、これが就職のしやすさの理由だとされています。また、富山県内にはものづくりを行っている企業も多く、これも就職内定率に関係しているようです。

続いて、就職内定率の低い都道府県を見てみましょう。
  • 沖縄県…75.6%
  • 東京都…85.3%
  • 神奈川県…86.1%
  • 大阪府…86.3%
  • 福岡県…86.7%
2位以下は首都圏ばかりですが、これは大学や短大、専門学校などに進学する人の割合が多いからだと言われています。

1位の沖縄県については、沖縄労働局がこの理由について指摘しており、企業が求人を出すタイミングが遅いことや高校生自身も就職への意識が薄いことが理由として考えられるようです。

高卒の就職率の推移

では、高卒の就職内定率の推移はどのようになっているでしょうか?厚生労働省の令和元年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」によれば、下記のように推移しています。
  • 平成10年…98.2%
  • 平成11年…96.8%
  • 平成12年…95.6%
  • 平成13年…95.9%
  • 平成14年…94.8%
  • 平成15年…95.1%
  • 平成16年…95.9%
  • 平成17年…97.2%
  • 平成18年…98.1%
  • 平成19年…98.4%
  • 平成20年…98.3%
  • 平成21年…97.8%
  • 平成22年…97.2%
  • 平成23年…97.8%
  • 平成24年…98.5%
  • 平成25年…99.0%
  • 平成26年…99.3%
  • 平成27年…99.6%
  • 平成28年…99.7%
  • 平成29年…99.5%
  • 平成30年…99.7%
就職内定率は上がり下がりを繰り返しつつ、平成22年以降はほぼ上昇しています。

また、直近の平成30年と20年前の平成10年を比較すると1.5%上昇しているなど、高卒の人材の需要は高まっているということがわかります。

高卒でも就職することはできる

すでにご紹介のように、イメージとは異なり、現在では高卒でも就職している方がたくさんいるということがおわかりいただけたのではないでしょうか?

高卒で就職するか、大学に進学するかというのは迷う部分かと思いますが、まずは「高卒でも就職することができる」ということは知っておきましょう。

自分はこのまま社会に出て仕事がしたいのか、それとも進学して学びたいことや、進学する目的があるのか、しっかりと考えてみましょう。

周囲の友達に合わせるのではなく、自分でじっくりと考えて決断することが大切です。自分の意志で自分の進む道を決めないと、納得できる決断とならなかった場合に後悔してしまうことになります。

将来を決める大切な決断ですので、時間をかけ、わからないことがあれば親や兄弟、先生、先輩などに相談してみましょう。

企業に採用される人材になるためのコツ

高卒 就職 率
高卒の就職内定率が高いとは言っても、不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

自分には強みがないと感じている人や、採用枠を他のライバルや大卒以上の人に取られてしまって就職できないのではないだろうか…就職活動では誰しもこのような不安を抱いてしまうものです。

不安を解消し、安心して自信を持って就職活動を行うためには、いくつかのポイントがあります。

ここからは、企業に採用される人材になるためのコツについて詳しく解説していきます。

自分について知る

高校を卒業したばかりの新卒の場合、社会に出るのは初めてです。そのため、就職に特別なスキルや経験を求められることはありません。それらはこれから仕事を続けていくうえで養っていくものだからです。

しかし、同時に企業は採用した人材に早く成長してもらい、結果を出してほしいと考えています。

企業は自社が求める人物像と近い人材を見つけるため、自己PRや志望動機、質疑応答などからその人の能力や強みをチェックしています。

ここで大切となるのが、自分で自分の強みや能力をきちんと把握しておくことです。自分で強みや能力などアピールしたいポイントを理解していないと、効果的なアピールができなくなってしまいます。

自分を客観的に見ることは難しいものですが、簡単なのが、紙に思いつくままに書き出すという方法です。好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なことなどを書き出してみましょう。30分ほどでできるので、ぜひ紙とペンがあればできる簡単な自己分析を行ってみてください。

自分のなりたい姿を明確にする

これから将来、自分はどのように成長していきたいか、最終的にどうなっていたいかを明確にしましょう。

そうすることで、それを実現するためには今からどんな行動を起こせばいいのか、この先どんな目標を設定すればいいのかなどが見えてきます。

このようなキャリアビジョンをはっきりさせれば、そこから逆算して仕事をしたい企業や目指したい職種などを明確な目的を持って選ぶことができるようになります。

優秀な人材を雇うことは企業にとって欠かせない重要なことですが、人材を雇うのは手間もお金もかかるもの。

研修期間や教育期間の費用、新入社員に仕事を教える人の人件費もかかります。なるべくミスマッチが起こらないよう、採用には慎重にならなければいけません。

そんな時、何のビジョンも目的も持っていない人材と、明確な将来のビジョンを持っている人材であったらどちらを採りたいと思うでしょうか?答えは明らかですよね。

「この人なら目的意識を持って、積極的に仕事をしてくれそうだ」企業がそう思えるよう、はっきりした目的を持って面接に挑みましょう。

まとめ

高卒の就職内定率の水準は高く、たくさんの人が就職を成功させています。ただし、大切なのは自分がどうしたいかということです。

高卒で就職するのも、大学に進学するのも自分の人生の大切な選択。じっくりと時間をかけて考えるようにしましょう。

もしも、「高卒で就職を考えているけど、自分に自信がない」「どうやって就職活動をしていけばいいかわからない」と悩んでしまっている人は、ぜひ転職エージェントにご相談ください。

株式会社ライズは未経験者から正社員への採用500名以上や未経験者定着のフォローなど、実績ある転職エージェントです。

面接対応練習やビジネスマナー、パソコンスキルなど講義の受講も可能となっています。

研修型の「かつやくカレッジ」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として完全Web化しておりますのでご自宅での参加も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

第二新卒しごとnaviロゴ

第二新卒しごとnaviは、第二新卒、既卒、大学中退、高卒、フリーターに強い、正社員になるための就活支援サイトです!

  • 希望の求人があるか知りたい。
  • 自分の適職が分からない。